週間サマリー

9月14日〜18日は 4勝2敗1分、-12pip / -32円。勝率は 57% だったが、利益4本の合計 +79pip に対して、損失2本が合計 -91pip。勝率がプラスでも、1回の損失が平均利益を上回ると週次損益は残らないことが、そのまま数字に出た週だった。

指標今週前週
トレード数7回4回
勝敗4勝 2敗 1分4勝 0敗
損益-12pip / -32円+149pip / +196円
通貨AUD/JPY・AUD/USD・EUR/USD・USD/JPYAUD/USD・EUR/USD・USD/JPY
ロット1Lot固定1Lot固定
EMA20・EMA200の両方と方向一致5/72/4
最大逆行が5標準pip以内7/74/4

直近7週の推移:

週トレード数損益勝率
8/3週11回-114pip45%
8/10週8回-86pip25%
8/17週6回+91pip67%
8/24週2回+21pip50%
8/31週1回-70pip0%
9/7週4回+149pip100%
9/14週7回-12pip57%

各トレードは Dukascopy の1分足・10秒足BIDデータで検証している。pip はJFX表記(JPYクロスは0.001、ドルストレートは0.00001刻み)。1Lot = 1,000通貨で、JPYクロスは1pip = 1円、ドルストレートは1pipが約1.55円。


9月14日(月)

トレード #1 — AUD/JPY 売り 1Lot(21:52)

エントリー: 110.145 → 決済: 110.121(+24pip / +24円)トレール利確・保有 17分50秒

チャート(左:1分足 / 右:5分足) チャート

エントリー時の実データ:

振り返り:

EMA20・EMA200がともに下降し、10分・30分・60分の値動きもすべてマイナス。方向選択には迷いがない順張りの売りだった。

結果もプロセスも成功。最大順行の取り分は4割にとどまったが、決済後に反転しているため、60pipすべてを取れなかったことより 24pipを確保したことを評価すべきトレード。


9月15日(火)

トレード #2 — AUD/USD 売り 1Lot(22:36)

エントリー: 0.71264 → 決済: 0.71305(-41pip / -63円)逆指値損切り・保有 10分18秒

※ チャートスクリーンショット取り忘れ

エントリー時の実データ:

振り返り:

トレンド方向は正しかったが、直前5分で29pip下げた後、そのレンジ上端0.71264から売っている。下落追随後の戻りに捕まった形だった。

方向は正しくても、エントリー後に一度も十分な順行が出なければ撤退は必要。この -41pipは「早すぎた損切り」ではなく、反転を認めた妥当な損切り。問題は損切り位置より、下落直後に売ったタイミングにある。


9月16日(水)

米国東部時間8:30、日本時間21:30に 米小売売上高と米輸出入物価指数が発表された日。#3 はその6分後のエントリーで、前週ルール「指標発表の前後10分はエントリーしない」に該当する。

トレード #3 — EUR/USD 売り 1Lot(21:36)

エントリー: 1.15355 → 決済: 1.15355(0pip / 0円)トレール決済・保有 35分13秒

チャート(左:1分足 / 右:5分足) チャート

エントリー時の実データ:

振り返り:

60分では下降していた一方、指標直後の10分は +38pip、EMA20も上昇。長めの下降トレンドに対し、短期は強い戻りの途中という混在した局面だった。

結果は引き分けだが、トレールにより負けを回避した点は評価できる。ただし 指標直後でEMA20が逆行する中、37pipの含み益を利益として残せなかった。プロセス評価は△。

トレード #4 — EUR/USD 売り 1Lot(22:54)

エントリー: 1.15347 → 決済: 1.15343(+4pip / +6円)成行利確・保有 25分8秒

※ チャートスクリーンショット取り忘れ

エントリー時の実データ:

振り返り:

EMAと直近の値動きは売り方向に揃っていた。#3より条件は明確だったが、日本時間23:00の 米企業在庫発表5分前にエントリーし、そのまま発表時刻をまたいでいる。

方向選択と損失回避は成功、利益管理は弱い。+38pipを+4pipまで戻した点は課題だが、決済後に反転しているため、少額でもプラスで閉じた判断は妥当だった。


9月18日(金)

この日はUSD/JPYを約41分の間に3回取引し、結果は +41pip → -50pip → +10pip、合計 +1pip。個々の勝敗より、一度確保した利益を短時間の再エントリーでほぼ全て返した流れが重要だった。

トレード #5 — USD/JPY 買い 1Lot(22:49)

エントリー: 157.845 → 決済: 157.886(+41pip / +41円)成行利確・保有 2分25秒

※ チャートスクリーンショット取り忘れ

エントリー時の実データ:

振り返り:

過去30分 +112pipの強い上昇を、過去60分高値の直下で買った短期追随。高値掴みの危険はあったが、このトレードではエントリー直後から順行した。

結果もプロセスも今週のベスト。値位置は高かったが、最大逆行 -1pipと決済後の反転が、エントリーと決済の精度を裏付けている。

トレード #6 — USD/JPY 買い 1Lot(23:20)

エントリー: 157.895 → 決済: 157.845(-50pip / -50円)逆指値損切り・保有 1分24秒

※ チャートスクリーンショット取り忘れ

エントリー時の実データ:

振り返り:

EMAは両方上昇していたが、過去10分で +93pip上げた直後、過去60分高値を4pip抜いた地点で買っている。強い上昇への追随というより、伸び切ったところを掴んだ形だった。

損切りは妥当。問題は +93pip上昇の直後、最大順行0pipになる位置で入ったこと。前週から未解決だった「直近高安が遠すぎて、初期逆指値しか置けない局面」であり、この場合は逆指値を広げるのではなく エントリーを見送るほうが合理的だった。

トレード #7 — USD/JPY 買い 1Lot(23:23)

エントリー: 157.870 → 決済: 157.880(+10pip / +10円)成行利確・保有 6分45秒

※ チャートスクリーンショット取り忘れ

エントリー時の実データ:

振り返り:

#6の損切りから 1分47秒後、同じ買い方向へ再エントリー。価格は157.895から157.870へ25pip下がっていたため、#6よりは位置が改善していたが、時間の近さから リベンジエントリーの危険が強い。

決済は非常に良いが、再エントリーのプロセスには再現性がない。#6の損失を取り返そうとした可能性を排除できず、結果が +10pipでもプロセス成功とは評価しにくい。


週次考察

【今週のトレード品質分析】

#通貨結果EMAとの整合最大順行 / 最大逆行決済後10分判定
#1AUD/JPY+24pip両方一致+60 / -35pip-26pip結果○ プロセス○
#2AUD/USD-41pip両方一致+9 / -40pip-34pip妥当な損切り、エントリー位置△
#3EUR/USD0pipEMA20逆行+37 / -32pip+11pip建値保護○ 指標直後✕
#4EUR/USD+4pip両方一致+38 / -31pip-26pip決済○ 利益管理△ 指標またぎ✕
#5USD/JPY+41pipEMA200逆行+42 / -1pip-52pip結果◎ プロセス◎
#6USD/JPY-50pip両方一致0 / -50pip+7pip妥当な損切り、高値追い✕
#7USD/JPY+10pip両方一致+13 / -30pip-113pip決済◎ 再エントリー△

結果ベース: 4勝2敗1分、-12pip / -32円。

プロセスベース: 2本の損切りはいずれも妥当で、致命傷は避けられている。一方、指標時間帯のルール違反と、勝った直後・負けた直後の短時間再エントリーが残った。

【勝率57%でも負けた理由】

今週の損益を勝ち・負け・引き分けに分けると単純になる。

区分本数合計1本平均
勝ち4本+79pip+20pip
負け2本-91pip-46pip
引き分け1本0pip0pip
合計7本-12pip-2pip

勝ち1本の平均 +20pipに対して、負け1本の平均は -46pip。平均損失が平均利益の2.3倍だった。損失回数は少なくても、この比率では勝率70%近くが必要になる。

ただし、ここから「損切りを狭くする」と結論づけるのは違う。#2は決済後にさらに -34pip、#6もほとんど戻っていない。損切り幅ではなく、最大順行がほぼ出ない位置で入った2本を減らすことが先。

【損失2本の分類】

分類対象損益根拠
A. 早すぎた損切りなし0pip決済後に大きく有利方向へ動いた負けはない
B. 方向間違いなし0pip#2・#6ともEMA20・EMA200は方向と一致
C. 妥当な損切り#2・#6-91pip最大順行 +9pip / 0pip、決済後も回復せず
D. エントリー位置の問題#2・#6-91pip下落・上昇が進んだ直後の追随で反転に捕まった

今週の損失は 方向を外したのではなく、タイミングを外したもの。EMA一致だけでは十分でなく、直前の値動きが伸び切っていないかを見る必要がある。

【9月18日:+41pipを守れなかった構造】

9月18日は、単独で見れば #5と#7が良い決済だった。しかし一連の流れで見ると、最初の +41pipを確定した後に2回入り直し、最終損益は +1pip。

  1. #5: 最大逆行 -1pip、+41pipをほぼ天井で利確
  2. 28分29秒後に #6: 高値ブレイクを買い、最大順行0pipのまま -50pip
  3. 1分47秒後に #7: 同方向へ再エントリーし、+10pipで終了

#6の損失後に取引を止めていれば、この日は -9pip。#5の勝利後に止めていれば +41pip。#7が利益になったことで最終的に +1pipへ戻したが、負けを取り返すための再エントリーが正当化されたわけではない。

必要なのは「負けたら必ず停止」ではなく、同一通貨で損切りした後は最低10分待ち、トレンドだけでなく新しいセットアップができたかを確認するというクールダウン。

【前週のルールは守れたか?】

前週のルール今週の実行
1. 同じ通貨方向の複数ポジションを同時に持たない遵守。同時保有なし
2. 直近高安が初期値5pipsの外にあるか確認#2は過去60分高値の6pip内側で逆指値発動。#6は過去60分安値が171pip先で、外側へ置けない局面。「遠すぎる場合は見送る」が必要
3. トレール幅は直前5分レンジの0.5倍以上#1は最大順行から決済まで36pip戻し、直前5分レンジ64pipの0.56倍。実績上は確保。#3はCSVから設定幅を厳密に再現できない
4. 指標時間帯はまたぐ保有も避ける未遵守。#3は21:30発表の6分後、#4は23:00発表の5分前にエントリー。#5も23:00発表の8分前まで保有した
5. EMA20・EMA200の傾きと方向を一致させる5/7本で両方一致。#3はEMA20、#5はEMA200が逆行
6. 1Lot固定・1日5回上限・1日-50pipで停止遵守。最大3回、日次損益は9/15が-41pip、9/18が+1pip

【今週できたこと】

  1. 早すぎた損切りをしなかった — 負け2本は、決済後もエントリー価格を回復していない
  2. 1Lot固定と日次上限を守った — 7本に増えてもロットを上げず、1日の損失上限も超えていない
  3. 同時保有を避けた — 前週のAUD/USD買い+EUR/USD買いのような、見えにくい同方向リスクはなかった
  4. 利益トレードの決済精度が高い — #5は最大順行の98%、#7は77%を確保。どちらも決済後に大きく反転した
  5. 負けの原因を方向と損切り幅のせいにしなくて済むデータが揃った — #2・#6とも、問題はエントリー位置だった

【来週へのルール】

  1. 同一通貨で損切りした後は10分間、新規エントリーしない — #6から#7まで1分47秒。結果がプラスでもリベンジエントリーを習慣化しない
  2. 直近10分で8標準pip以上動いた直後は、ブレイクに飛び乗らない — #6は +9.3標準pip直後で最大順行0。最低でも押し・戻り、またはレンジ形成を待つ
  3. 最大順行が出ないトレードを減らす — EMA一致率ではなく、エントリー後の最大順行が10pip未満だった本数を週次で数える。今週は#2と#6の2本で、損失の全てを占めた
  4. 指標発表の前後10分は、エントリーだけでなく保有もしない — カレンダーをエントリー前に確認し、発表10分前までに決済する
  5. 直近高安が遠すぎて初期5pipsの逆指値しか使えない局面は見送る — #6の過去60分安値は17.1標準pip先。逆指値を無理に広げず、セットアップが作り直されるまで待つ
  6. 1Lot固定・1日5回上限・1日-50pipで停止 — 継続

【今週の最大の教訓】

「方向が正しくても、伸び切った位置で入れば最大順行は出ない。損切りではなく、入る場所を直す。」

そして、9月18日の +41 → -50 → +10pip。最初の勝ちを守れなかったことより、損切りから1分47秒で入り直したことを重く見る。利益を残すには、利確技術だけでなく「次に入らない技術」が必要だった。