週間サマリー
9月7日〜11日は +149pip / +196円、4トレード全勝。記録を取り始めてから 初めての全勝週。
- 直近5週で最高の成績。8/3週の -114pip から数えて、トレード数を絞りながら質を上げてきた流れの到達点
- 勝ち方の中身が変わった。#3 は 最大逆行がわずか -8pip、#4 は 最大順行 +91pip。エントリー直後にほとんど含み損を抱えていない
- トレールを2本で使用(#3・#4)。前週決めた「含み益が +20pip を超えたら建値へ上げる」を、手動ではなく注文機能で自動化した形。#3 は決済後10分で -44pip 逆行しており、トレールの判断が正しかった
- 4本とも逆指値に一度も触れていない。最大逆行は 3.0 / 2.1 / 0.8 / 4.0 標準pip(JFX表記で -30 / -21 / -8 / -40pip)で、エントリーと同時に自動設定される 5pips の逆指値の内側に全て収まっている
- #1・#2 は就寝前に手動でクローズしたもの(どちらも「通常・成行」決済)。ポジションを翌朝まで放置しないという運用になっている
- #1 と #2 は実質的に同じ賭け。AUD/USD 買い+EUR/USD 買い=どちらもドル売りで、保有中の1分足リターン相関は 0.628。2ポジションだが賭けは1つ
- 保留にしていた「過去60分 ±20pip 以内は見送り」ルールは、今週で5例が揃った。結果は 3勝2敗、合計 +3pip = エッジなし。予告どおり 廃止する
- なお 9月通算では +79pip(9/3 の -70pip を含む)。9月最初の1本は今回いちばん大きい負けだった
| 指標 | 今週 | 前週 |
|---|---|---|
| トレード数 | 4回 | 1回 |
| 勝敗 | 4勝 0敗 | 0勝 1敗 |
| 損益 | +149pip / +196円 | -70pip / -108円 |
| 通貨 | AUD/USD・EUR/USD・USD/JPY | EUR/USD |
| ロット | 1Lot 固定 | 1Lot 固定 |
| 指標との衝突 | エントリー時は0回(#4 は保有中にまたぐ) | あり(35秒後にエントリー) |
| 逆指値/トレールを置いたか | 2/4(#3・#4 のみ) | 1/1 |
| EMA20 と方向の一致 | 3/4 | 1/1 |
直近6週の推移:
| 週 | トレード数 | 損益 | 勝率 |
|---|---|---|---|
| 8/3週 | 11回 | -114pip | 45% |
| 8/10週 | 8回 | -86pip | 25% |
| 8/17週 | 6回 | +91pip | 67% |
| 8/24週 | 2回 | +21pip | 50% |
| 8/31週 | 1回 | -70pip | 0% |
| 9/7週 | 4回 | +149pip | 100% |
各トレードは Dukascopy の1分足・10秒足BIDデータで検証している。pip は JFX 表記(JPYクロスは 0.001、ドルストレートは 0.00001 刻み)。1Lot = 1,000通貨で、JPYクロスは 1pip = 1円、ドルストレートは 1pip ≒ 1.5円。
9月7日(月)
この日は 米国のレイバーデー(9月第1月曜)で、米指標の発表がない。Dukascopy で 21:30 前後の4通貨ペアを確認しても 同時変動は発生していない。
トレード #1 — AUD/USD 買い 1Lot(21:31)
エントリー: 0.72171 → 決済: 0.72205(+34pip / +52円)成行利確・保有 1時間27分37秒
チャート(左:1分足 / 右:5分足)

エントリー時の実データ:
- 1分足 EMA20: 0.72155(上昇)/EMA200: 0.72169(下降)
- 過去10分の値動き: +16pip
- 過去30分の値動き: +25pip
- 過去60分の値動き: 0.72162 → 0.72171(+9pip = ほぼ横ばい)
- 過去60分レンジ: 0.72127〜0.72175(48pip)
- 直前5分レンジ: 0.72156〜0.72175(19pip の収縮)
- エントリー 0.72171 は 過去60分高値 0.72175 の 4pip 下
- 決済: 成行(就寝前の手動クローズ)。逆指値はエントリーと同時に 5pips 下へ自動設定されており、発動していないため CSV には記録が残らない
振り返り:
1時間27分保有し、就寝前に手動で利確したトレード。
- 保有 1時間27分37秒、最大順行 +34pip、最大逆行 -30pip
- +34pip は最大順行と同値。天井で決済できている
- 決済後10分: 0.72203(決済価格から -2pip)。決済タイミングはほぼ最適
- 保有中の最大逆行 -30pip(3.0 標準pip) は、自動設定される 5pips の逆指値の内側。一度も逆指値に触れていない
このトレードから得るべき教訓:
- 結果は文句なし。最大順行と同値での決済で、決済後も伸びていない
- エントリー位置が良い。直前5分レンジ 19pip の収縮から入っており、最大逆行 -30pip は自動逆指値(5pips)の 6割で止まっている
- 就寝前に手動でクローズする運用は、リスク管理として妥当。逆指値は入っているものの、値動きを見られない時間帯にポジションを残さない判断で、8/24週 #1 の「4時間22分の持ち越し」とは対照的
- 過去60分 +9pip はほぼ横ばい。保留中の「±20pip 以内は見送り」ルールの該当例(後述)
トレード #2 — EUR/USD 買い 1Lot(21:53)
エントリー: 1.16259 → 決済: 1.16279(+20pip / +30円)成行利確・保有 1時間6分31秒
※ チャートスクリーンショット取り忘れ(この時間帯の1枚は #1 の AUD/USD チャートだった)
エントリー時の実データ:
- 1分足 EMA20: 1.16265(下降)/EMA200: 1.16244(上昇)— 買いに対して EMA20 が逆行
- 過去10分の値動き: -13pip の押し
- 過去30分の値動き: +3pip
- 過去60分の値動き: 1.16243 → 1.16259(+16pip = ほぼ横ばい)
- 過去60分レンジ: 1.16207〜1.16282(75pip)
- 直前5分レンジ: 1.16247〜1.16282(35pip)
- 決済: 成行(#1 と同じく就寝前の手動クローズ)
振り返り:
#1 の21分後に、2本目のドル売りポジションを追加したトレード。
- 保有 1時間6分31秒、最大順行 +36pip、最大逆行 -21pip
- +20pip は最大順行 +36pip の 56%
- 決済後10分: 1.16293(決済価格からさらに +14pip)。もう少し伸びた
- #1 と 4秒差(22:59:35 と 22:59:39)で決済。就寝前に2本まとめて畳んだもの
#1 との重複リスク:
- AUD/USD 買い=ドル売り、EUR/USD 買い=ドル売り。2本とも同じ方向の賭け
- 保有中の1分足リターンの相関係数は 0.628。完全連動ではないが、同じ材料で同じ方向に動きやすい
- 8/3週に指摘した「同時ダブルエントリー」の変種。あのときは同一通貨・同一価格だったが、今回は別通貨で同じドル売りという、より見えにくい形
- 2ポジション合計で、実質2Lot 相当のドル売りリスクを1時間持っていた。逆指値はそれぞれ入っているが、同じ材料で同時に発動しうるため、想定最大損失は **1本分ではなく2本分(5pips × 2Lot)**で見る必要がある
このトレードから得るべき教訓:
- EMA20 が下降しているのに買っている。前週ルール「EMA20 の傾きと方向を一致させる」に違反(今週唯一)
- ただし 直近10分 -13pip の押し目で入っており、エントリー位置としては悪くない(最大逆行 -21pip に収まっている)
- 本当の問題は #1 との重複。別通貨に分散したつもりで、実際はドル売りに集中している
9月8日(火)
トレード #3 — EUR/USD 買い 1Lot(22:00)
エントリー: 1.16206 → 決済: 1.16243(+37pip / +56円)トレール決済・保有 25分28秒
チャート(左:1分足 / 右:5分足)

エントリー時の実データ:
- 1分足 EMA20: 1.16181(上昇)/EMA200: 1.16140(上昇)— 買いに対して両方一致
- 過去10分の値動き: +28pip
- 過去30分の値動き: +40pip
- 過去60分の値動き: 1.16126 → 1.16206(+80pip の上昇)
- 過去60分レンジ: 1.16107〜1.16202(95pip)
- 直前5分レンジ: 1.16184〜1.16205(21pip の収縮)
- エントリー 1.16206 は 過去60分高値 1.16202 の 4pip 上 = 高値ブレイク
- 決済: トレール(指定レート 1.16243、すべりなし)
振り返り:
今週で最も内容の良いトレード。
- 保有 25分28秒、最大順行 +68pip、最大逆行わずか -8pip
- 最大逆行 -8pip = エントリー直後からほぼ一直線に順行している。今週4本で最小
- 決済後10分: 1.16199(決済価格から -44pip)。トレール決済は明確に正解
- +37pip は最大順行 +68pip の 54%
このトレードから得るべき教訓:
- 条件がすべて揃った形:EMA20・EMA200 とも上昇、過去60分 +80pip の明確な上昇、直前5分レンジ 21pip の収縮、そこからの高値ブレイク
- 最大逆行 -8pip は、エントリー位置が正しかったことの直接的な証拠。前週まで課題だった「高値圏で飛び乗って最大順行が出ない」パターンとは逆
- トレールが「+20pip で建値へ上げる」の実装として機能している。手動で逆指値を動かす代わりに、注文機能に任せることで確実に実行された
- 8/17週の #3 も同じ EUR/USD の買いだったが、あちらは 過去60分 +4pip の横ばいで -46pip。今回は過去60分 +80pip の明確なトレンド。同じ通貨・同じ方向でも、局面が違えば結果が変わる
9月9日(水)
トレード #4 — USD/JPY 売り 1Lot(22:53)
エントリー: 153.305 → 決済: 153.247(+58pip / +58円)トレール決済・保有 9分14秒
チャート(左:1分足 / 右:5分足)

エントリー時の実データ:
- 1分足 EMA20: 153.318(下降、5分で -20pip)/EMA200: 153.367(下降、10分で -7pip)— 売りに対して両方一致
- 過去10分の値動き: -82pip の下落
- 過去30分の値動き: -42pip
- 過去60分の値動き: 153.373 → 153.305(-68pip)
- 過去60分レンジ: 153.235〜153.448(213pip)
- 直前5分レンジ: 153.235〜153.323(88pip)
- 決済: トレール(指定レート 153.245 → 約定 153.247、2pip のすべり)
振り返り:
今週最大の +58pip。ただし、決済後3分で +185pip になっていた。
| 時刻 | 含み益(エントリー 153.305 基準) |
|---|---|
| 22:54 | -40pip(最大逆行) |
| 22:59 | +28pip |
| 23:00 | +40pip |
| 23:01 | +58pip |
| 23:02 | +91pip(最大順行) |
| 23:02:36 | トレール約定 153.247(+58pip) |
| 23:03 | +113pip |
| 23:05 | +185pip |
| 23:10 | +196pip |
- 保有 9分14秒、最大順行 +91pip、最大逆行 -40pip
- +58pip は最大順行 +91pip の 64%
- 決済後10分: 153.164(決済価格からさらに +83pip、エントリー価格からは +141pip)
- トレール幅は約 31pip。23:02 の安値 153.214 から 33pip 戻したところで約定しており、下落の途中の一時的な戻しで刈られている
23:00 以降の値動きについて:
4通貨ペアを並べると、23:00〜23:02 に全ペアが同時にドル売り方向へ動いている(22:58 の終値を 0 とした pip 変化):
| 時刻 | EUR/USD | GBP/USD | AUD/USD | USD/JPY |
|---|---|---|---|---|
| 22:58 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 23:00 | +13 | +11 | +2 | -41 |
| 23:01 | +25 | +22 | +23 | -50 |
| 23:02 | +37 | +38 | +16 | -92 |
- 4ペアすべてがドル売り方向で一致している。ただし 9/3 のような「30秒で 74pip」という単一の急変ではなく、2分以上かけて進行しており、スパイクの形ではない
- #4 は 22:53:22 エントリーで、この時間帯を保有したまままたいでいる。前週ルール「指標発表の前後10分はポジションを持たない」の観点では 違反
- 今回はポジション方向と一致したため +58pip になったが、逆方向だったら 8/24週 #2 や 8/31週 #1 と同じ結果になっていた
このトレードから得るべき教訓:
- エントリーの質は高い。EMA20・EMA200 とも下降、過去10分 -82pip の下落継続の中の売りで、トレンドに完全に沿っている
- トレール幅 31pip が、この局面のボラティリティに対して狭かった。直前5分レンジが 88pip ある相場で 31pip のトレールは、通常の戻しで触れる幅
- +58pip を確保できたこと自体は成功だが、+185pip の動きの 31% しか取れていない
- 方向が当たったから勝てただけで、23:00 をまたいだ判断自体は前週ルールに反している
週次考察
【今週のトレード品質分析】
| # | 通貨 | 結果 | エントリーの質 | 逆指値/トレール | 最大順行 / 最大逆行 | 10分保有した場合 | 判定 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| #1 | AUD/USD | +34pip | ○(60分高値の 4pip 下、レンジ収縮) | ○ 自動逆指値5pips(未到達) | +34 / -30pip | -2pip | 結果◎ プロセス○ |
| #2 | EUR/USD | +20pip | △(EMA20 逆行、ただし押し目) | ○ 自動逆指値5pips(未到達) | +36 / -21pip | +14pip | 結果○ #1と賭けが重複 |
| #3 | EUR/USD | +37pip | ◎(EMA両方一致・レンジ収縮からのブレイク) | ◎ トレール | +68 / -8pip | -44pip | 結果◎ プロセス◎ |
| #4 | USD/JPY | +58pip | ◎(EMA両方一致・下落継続) | △ トレール幅 31pip が狭い | +91 / -40pip | +83pip | 結果◎ 指標またぎ✕・利確早い |
結果ベース: 4勝0敗、+149pip / +196円。 プロセスベース: 4本とも逆指値に触れずに利確している。残る課題は #1・#2 の賭けの重複と、#4 の指標時間帯またぎ・トレール幅。
【全勝の中身を分解する】
+149pip の内訳:
- プロセスも結果も成功(#3): +37pip
- エントリーは良いが決済・局面選択に課題(#4): +58pip
- エントリーは良いが賭けが重複(#1 + #2): +54pip
今週の4本は、いずれも逆指値に一度も触れていない:
| # | 最大逆行(JFX表記) | 標準pip換算 | 自動逆指値 5pips までの余裕 |
|---|---|---|---|
| #1 | -30pip | 3.0 | 2.0pip |
| #2 | -21pip | 2.1 | 2.9pip |
| #3 | -8pip | 0.8 | 4.2pip |
| #4 | -40pip | 4.0 | 1.0pip |
エントリーと同時に自動設定される 5pips の逆指値に、4本とも触れていない。とくに #3 は 0.8 標準pipで、エントリー直後からほぼ一直線に順行している。エントリー位置の精度がそのまま数字に出ている週だった。
ただし #4 は余裕が 1.0pip しかなく、最大逆行 4.0 標準pip は自動逆指値の 8割まで到達している。勝ったが、際どさは残っている。
【逆指値の実際の置き方を、発動した5本から確認する】
逆指値は エントリー時に一律 5pips で入り、そこからチャートに合わせて調整する運用になっている。ただし CSV に記録が残るのは「発動した逆指値」だけで、触れずに終わった逆指値は痕跡が残らない。今週は4本とも発動していないため、今週分は検証できない。
そこで、直近6週で逆指値が発動した5本を、過去60分の高値・安値との位置関係で並べてみる:
| 週 | 方向 | 逆指値幅 | 直近高安までの距離 | 逆指値の位置 |
|---|---|---|---|---|
| 8/10週 #1 | 売 | 3.0標準pip | 28.8標準pip | 内側(遠すぎて届かない) |
| 8/17週 #2 | 買 | 4.7標準pip | 14.2標準pip | 内側(遠すぎて届かない) |
| 8/17週 #3 | 買 | 3.8標準pip | 5.7標準pip | 内側 1.9pip |
| 8/24週 #2 | 買 | 3.6標準pip | 3.2標準pip | 外側 0.4pip |
| 8/31週 #1 | 買 | 7.0標準pip | 6.8標準pip | 外側 0.2pip |
- 幅が広がっている2本は、どちらも「直近安値のすぐ外側」に合わせた結果。8/31週 #1 の 7.0標準pip は、過去60分安値が 6.8標準pip 先にあったから。8/24週 #2 の 3.6標準pip も同じ構造
- 逆に 高安が 14〜29標準pip も離れている局面では、初期値付近のままになっている。遠すぎて合わせに行けない
- 8/10週の4連敗は、まさにこの「届かない」ケースだった。過去60分高値が 28.8標準pip 先にあり、逆指値は 3.0標準pip のまま。通常の値動きで確実に触れる位置に置いたことになる
つまり「幅を計算するか、水準を選ぶか」という対立ではなかった。実際には 「直近高安が届く距離にあるか」で運用が分岐している。届くなら水準に合わせられているし、8/24週・8/31週はどちらも損切りが正しかった(片方は 111pip、もう片方は 20pip の追加損失を回避)。
残っているのは「届かないとき、どうするか」。8/10週はそこで初期値のまま入って4連敗した。見送るのか、幅を許容できるところまで広げるのかが、まだ決まっていない。
【前週の教訓は活かせたか?】
前週(8/31週)の「来週へのルール」との照合:
| 前週のルール | 今週の実行 |
|---|---|
| 1. エントリー前に必ず取引カレンダーを開く | エントリー時の衝突は0回。9/7 はレイバーデーで米指標なし、9/8 22:00 も同時変動なし。2週連続の指標事故は止まった |
| 2. 指標発表の前後10分はエントリーしない・ポジションを持たない | #4 で違反。22:53 エントリーで 23:00 をまたいで保有。方向が一致して +58pip になったが、判断としては違反 |
| 3. 逆指値は「過去60分の高値・安値の外側」に置く | 判定不能。今週は 4本とも逆指値が発動していないため、CSV に水準の記録が残っていない(後述)。#3・#4 はトレールで決済 |
| 4. 含み益が +20pip を超えたら逆指値を建値へ上げる | #3・#4 でトレールにより自動化。前週「28分の猶予がありながら未実行」だった課題を、手動ではなく注文機能で解決したのは大きな前進 |
| 5. EMA20 の傾きと方向を一致させる | 3/4 遵守。#2 のみ EMA20 下降で買い |
| 6. 逆指値必須・1Lot 固定・1日5回上限・1日 -50pip で停止 | 全項目遵守。逆指値は4本ともエントリー時に自動設定。1Lot ○、1日最大2トレード ○、負けなしのため日次損失上限は該当なし |
| 7.「過去60分 ±20pip 以内は見送り」は引き続き保留 | #1(+9pip)・#2(+16pip)が該当し、5例が揃った(後述) |
最優先だった「取引カレンダー」は今週クリア。明確に落としたのは #4 の指標時間帯またぎの1点。ルール3は 検証できるデータが残っていない。
【「過去60分 ±20pip」ルールの検証:5例が揃ったので結論を出す】
8/24週に **「サンプルが5例たまるまで判断しない」**として保留にしていたルール。今週で5例目が揃った:
| 週 | # | 過去60分の値動き | 結果 |
|---|---|---|---|
| 8/17週 | #3 | +4pip | -46pip |
| 8/24週 | #1 | -2pip | +65pip |
| 8/31週 | #1 | +5pip | -70pip |
| 9/7週 | #1 | +9pip | +34pip |
| 9/7週 | #2 | +16pip | +20pip |
| 合計 | 3勝2敗・+3pip |
5例で 3勝2敗、合計 +3pip。勝率は 60%、損益はほぼゼロ = エッジなし。
- このルールは 8/17週の #3(-46pip の負け)1例から作られたもので、その後の4例では 3勝1敗 +49pip
- 予告どおり廃止する。「過去60分の値動きが小さい」ことは、単独では良し悪しを判定できない
- ただし #3 のような「過去60分 +80pip の明確なトレンド」では最大逆行が -8pip に収まったのも事実。トレンドの有無は、見送り基準ではなく「エントリー位置の期待値」を測る材料として使う
n=1 で作ったルールを 5例で検証して廃止する、という手順自体が今週いちばんの収穫かもしれない。
【新しく浮上した課題】
-
別通貨での賭けの重複(#1 + #2)
- AUD/USD 買い+EUR/USD 買い=どちらもドル売り、保有中の1分足リターン相関 0.628
- 2ポジションだが賭けは1つ。逆指値はそれぞれ入っているが、同じ材料で同時に発動しうるため、想定最大損失は 5pips × 2Lot で見る必要がある
- 8/3週の「同一通貨・同時ダブルエントリー」より見えにくい形の集中
-
逆指値の水準が記録に残らない
- 今週は 4本とも逆指値が発動していないため、実際にどの水準へ置いたかを事後に検証できない
- CSV に記録されるのは 約定した注文だけ。うまくいった週ほど、逆指値の置き方を振り返る材料が残らないという構造になっている
- #4 は最大逆行 4.0 標準pip で、初期値 5pips までの余裕は 1.0pip。ここだけは際どかった
-
トレール幅が局面のボラティリティに連動していない(#4)
- 直前5分レンジ 88pip の相場で、トレール幅は約 31pip
- 結果、下落途中の 33pip の戻しで刈られ、その3分後には +185pip になっていた
- 逆指値の「幅 vs 水準」で学んだのと同じ問題が、トレールでも起きている
-
指標時間帯をまたぐ保有(#4)
- エントリー時の衝突は避けられたが、保有中にまたぐパターンは対策できていない
- 今回は方向が一致して勝ったが、逆なら 8/24週 #2・8/31週 #1 の再現
【今週できるようになったこと】
- 4本とも逆指値に触れずに利確した — 最大逆行は 3.0 / 2.1 / 0.8 / 4.0 標準pip。エントリー位置の精度が、含み損の浅さとして数字に出ている
- 指標事故が止まった — 2週連続で -114pip を失っていた原因。エントリー時点での衝突は0回
- トレールによる含み益の自動保全(#3・#4) — 前週「28分の猶予がありながら未実行」だった課題を、手動努力ではなく仕組みで解決した
- エントリー位置の質(#3) — 最大逆行 -8pip。EMA両方一致・レンジ収縮・高値ブレイクという条件が揃った形
- 保有時間の安定 — 9分14秒〜1時間27分。8/10週のような「10秒で刈られる」トレードは4週連続でゼロ
- ルールの検証と廃止 — n=1 で作ったルールを5例で検証し、エッジなしと判定して捨てられた
【来週へのルール】
- 同じ通貨を売買する複数ポジションを同時に持たない(今週の最優先) — AUD/USD 買いと EUR/USD 買いはどちらもドル売り(相関 0.628)。持つなら 合計で1Lot 相当に抑える。想定最大損失を 5pips × 2Lot で見ていないことが問題
- 直近高安が初期値 5pips の外にあるかを、エントリー前に確認する — 届く距離ならその外側へ広げる(すでにできている)。届かないほど遠いときの扱いを決めるのが次の課題(8/10週の4連敗はこのケースだった)
- トレール幅は直前5分レンジの 0.5倍以上を確保する — #4 は 88pip のレンジに対して 31pip。下落途中の通常の戻しで刈られた
- 指標時間帯は「またぐ保有」も避ける — エントリー時の確認だけでなく、保有中に発表を迎える場合は事前に決済する
- 「過去60分 ±20pip 以内は見送り」は廃止(5例で 3勝2敗 +3pip、エッジなし)
- EMA20・EMA200 の傾きと方向を一致させる — 今週 3/4。#3・#4 のように両方一致したときの最大逆行は -8pip・-40pip
- 1Lot 固定・1日5回上限・1日 -50pip で停止 — 今週すべて遵守
【今週の最大の教訓】
「初の全勝週。4本とも逆指値に触れておらず、勝因はエントリー位置の精度だった。」
- 今週の最大逆行は 3.0 / 2.1 / 0.8 / 4.0 標準pip。エントリーと同時に自動設定される 5pips の逆指値に、1本も触れていない。含み損をほとんど抱えずに4本すべてを利益で終えた
- #3 が最も明確。EMA両方一致・レンジ収縮からの高値ブレイクで、最大逆行はわずか 0.8 標準pip。決済後10分で -44pip 逆行しており、トレールの判断も正しかった
- #4 はエントリーの質が高く +58pip を取ったが、23:00 の指標時間帯をまたいで保有しており、方向が逆なら前2週の再現だった。トレール幅 31pip も、88pip レンジの相場には狭く、+185pip の動きの 31% しか取れていない
- 残る構造的な課題は #1・#2 の賭けの重複。AUD/USD 買いと EUR/USD 買いはどちらもドル売りで、逆指値はそれぞれ入っていても、同じ材料で同時に発動しうる。想定最大損失は 5pips × 2Lot で見る必要がある
2週連続で失っていた「指標事故」は止まり、含み益の保全はトレールで仕組み化できた。前進は本物だが、全勝という結果は、残っている穴を見えにくくする。来週いちばん確かめたいのは 勝率でも pip でもなく、最大逆行が今週と同じ水準に収まり続けるかどうか。
そしてもう一つ。n=1 で作った「過去60分 ±20pip」ルールを、5例集めて 3勝2敗 +3pip と測り、エッジなしと判定して廃止できた。ルールを増やすことより、効かないルールを捨てられることのほうが、長い目では効いてくるはずだ。