週間サマリー

9月7日〜11日は +149pip / +196円、4トレード全勝。記録を取り始めてから 初めての全勝週。

指標今週前週
トレード数4回1回
勝敗4勝 0敗0勝 1敗
損益+149pip / +196円-70pip / -108円
通貨AUD/USD・EUR/USD・USD/JPYEUR/USD
ロット1Lot 固定1Lot 固定
指標との衝突エントリー時は0回(#4 は保有中にまたぐ)あり(35秒後にエントリー)
逆指値/トレールを置いたか2/4(#3・#4 のみ)1/1
EMA20 と方向の一致3/41/1

直近6週の推移:

週トレード数損益勝率
8/3週11回-114pip45%
8/10週8回-86pip25%
8/17週6回+91pip67%
8/24週2回+21pip50%
8/31週1回-70pip0%
9/7週4回+149pip100%

各トレードは Dukascopy の1分足・10秒足BIDデータで検証している。pip は JFX 表記(JPYクロスは 0.001、ドルストレートは 0.00001 刻み)。1Lot = 1,000通貨で、JPYクロスは 1pip = 1円、ドルストレートは 1pip ≒ 1.5円。


9月7日(月)

この日は 米国のレイバーデー(9月第1月曜)で、米指標の発表がない。Dukascopy で 21:30 前後の4通貨ペアを確認しても 同時変動は発生していない。

トレード #1 — AUD/USD 買い 1Lot(21:31)

エントリー: 0.72171 → 決済: 0.72205(+34pip / +52円)成行利確・保有 1時間27分37秒

チャート(左:1分足 / 右:5分足) チャート

エントリー時の実データ:

振り返り:

1時間27分保有し、就寝前に手動で利確したトレード。

このトレードから得るべき教訓:


トレード #2 — EUR/USD 買い 1Lot(21:53)

エントリー: 1.16259 → 決済: 1.16279(+20pip / +30円)成行利確・保有 1時間6分31秒

※ チャートスクリーンショット取り忘れ(この時間帯の1枚は #1 の AUD/USD チャートだった)

エントリー時の実データ:

振り返り:

#1 の21分後に、2本目のドル売りポジションを追加したトレード。

#1 との重複リスク:

このトレードから得るべき教訓:


9月8日(火)

トレード #3 — EUR/USD 買い 1Lot(22:00)

エントリー: 1.16206 → 決済: 1.16243(+37pip / +56円)トレール決済・保有 25分28秒

チャート(左:1分足 / 右:5分足) チャート

エントリー時の実データ:

振り返り:

今週で最も内容の良いトレード。

このトレードから得るべき教訓:


9月9日(水)

トレード #4 — USD/JPY 売り 1Lot(22:53)

エントリー: 153.305 → 決済: 153.247(+58pip / +58円)トレール決済・保有 9分14秒

チャート(左:1分足 / 右:5分足) チャート

エントリー時の実データ:

振り返り:

今週最大の +58pip。ただし、決済後3分で +185pip になっていた。

時刻含み益(エントリー 153.305 基準)
22:54-40pip(最大逆行)
22:59+28pip
23:00+40pip
23:01+58pip
23:02+91pip(最大順行)
23:02:36トレール約定 153.247(+58pip)
23:03+113pip
23:05+185pip
23:10+196pip

23:00 以降の値動きについて:

4通貨ペアを並べると、23:00〜23:02 に全ペアが同時にドル売り方向へ動いている(22:58 の終値を 0 とした pip 変化):

時刻EUR/USDGBP/USDAUD/USDUSD/JPY
22:580000
23:00+13+11+2-41
23:01+25+22+23-50
23:02+37+38+16-92

このトレードから得るべき教訓:


週次考察

【今週のトレード品質分析】

#通貨結果エントリーの質逆指値/トレール最大順行 / 最大逆行10分保有した場合判定
#1AUD/USD+34pip○(60分高値の 4pip 下、レンジ収縮)○ 自動逆指値5pips(未到達)+34 / -30pip-2pip結果◎ プロセス○
#2EUR/USD+20pip△(EMA20 逆行、ただし押し目)○ 自動逆指値5pips(未到達)+36 / -21pip+14pip結果○ #1と賭けが重複
#3EUR/USD+37pip◎(EMA両方一致・レンジ収縮からのブレイク)◎ トレール+68 / -8pip-44pip結果◎ プロセス◎
#4USD/JPY+58pip◎(EMA両方一致・下落継続)△ トレール幅 31pip が狭い+91 / -40pip+83pip結果◎ 指標またぎ✕・利確早い

結果ベース: 4勝0敗、+149pip / +196円。 プロセスベース: 4本とも逆指値に触れずに利確している。残る課題は #1・#2 の賭けの重複と、#4 の指標時間帯またぎ・トレール幅。

【全勝の中身を分解する】

+149pip の内訳:

今週の4本は、いずれも逆指値に一度も触れていない:

#最大逆行(JFX表記)標準pip換算自動逆指値 5pips までの余裕
#1-30pip3.02.0pip
#2-21pip2.12.9pip
#3-8pip0.84.2pip
#4-40pip4.01.0pip

エントリーと同時に自動設定される 5pips の逆指値に、4本とも触れていない。とくに #3 は 0.8 標準pipで、エントリー直後からほぼ一直線に順行している。エントリー位置の精度がそのまま数字に出ている週だった。

ただし #4 は余裕が 1.0pip しかなく、最大逆行 4.0 標準pip は自動逆指値の 8割まで到達している。勝ったが、際どさは残っている。

【逆指値の実際の置き方を、発動した5本から確認する】

逆指値は エントリー時に一律 5pips で入り、そこからチャートに合わせて調整する運用になっている。ただし CSV に記録が残るのは「発動した逆指値」だけで、触れずに終わった逆指値は痕跡が残らない。今週は4本とも発動していないため、今週分は検証できない。

そこで、直近6週で逆指値が発動した5本を、過去60分の高値・安値との位置関係で並べてみる:

週方向逆指値幅直近高安までの距離逆指値の位置
8/10週 #1売3.0標準pip28.8標準pip内側(遠すぎて届かない)
8/17週 #2買4.7標準pip14.2標準pip内側(遠すぎて届かない)
8/17週 #3買3.8標準pip5.7標準pip内側 1.9pip
8/24週 #2買3.6標準pip3.2標準pip外側 0.4pip
8/31週 #1買7.0標準pip6.8標準pip外側 0.2pip

つまり「幅を計算するか、水準を選ぶか」という対立ではなかった。実際には 「直近高安が届く距離にあるか」で運用が分岐している。届くなら水準に合わせられているし、8/24週・8/31週はどちらも損切りが正しかった(片方は 111pip、もう片方は 20pip の追加損失を回避)。

残っているのは「届かないとき、どうするか」。8/10週はそこで初期値のまま入って4連敗した。見送るのか、幅を許容できるところまで広げるのかが、まだ決まっていない。

【前週の教訓は活かせたか?】

前週(8/31週)の「来週へのルール」との照合:

前週のルール今週の実行
1. エントリー前に必ず取引カレンダーを開くエントリー時の衝突は0回。9/7 はレイバーデーで米指標なし、9/8 22:00 も同時変動なし。2週連続の指標事故は止まった
2. 指標発表の前後10分はエントリーしない・ポジションを持たない#4 で違反。22:53 エントリーで 23:00 をまたいで保有。方向が一致して +58pip になったが、判断としては違反
3. 逆指値は「過去60分の高値・安値の外側」に置く判定不能。今週は 4本とも逆指値が発動していないため、CSV に水準の記録が残っていない(後述)。#3・#4 はトレールで決済
4. 含み益が +20pip を超えたら逆指値を建値へ上げる#3・#4 でトレールにより自動化。前週「28分の猶予がありながら未実行」だった課題を、手動ではなく注文機能で解決したのは大きな前進
5. EMA20 の傾きと方向を一致させる3/4 遵守。#2 のみ EMA20 下降で買い
6. 逆指値必須・1Lot 固定・1日5回上限・1日 -50pip で停止全項目遵守。逆指値は4本ともエントリー時に自動設定。1Lot ○、1日最大2トレード ○、負けなしのため日次損失上限は該当なし
7.「過去60分 ±20pip 以内は見送り」は引き続き保留#1(+9pip)・#2(+16pip)が該当し、5例が揃った(後述)

最優先だった「取引カレンダー」は今週クリア。明確に落としたのは #4 の指標時間帯またぎの1点。ルール3は 検証できるデータが残っていない。

【「過去60分 ±20pip」ルールの検証:5例が揃ったので結論を出す】

8/24週に **「サンプルが5例たまるまで判断しない」**として保留にしていたルール。今週で5例目が揃った:

週#過去60分の値動き結果
8/17週#3+4pip-46pip
8/24週#1-2pip+65pip
8/31週#1+5pip-70pip
9/7週#1+9pip+34pip
9/7週#2+16pip+20pip
合計3勝2敗・+3pip

5例で 3勝2敗、合計 +3pip。勝率は 60%、損益はほぼゼロ = エッジなし。

n=1 で作ったルールを 5例で検証して廃止する、という手順自体が今週いちばんの収穫かもしれない。

【新しく浮上した課題】

  1. 別通貨での賭けの重複(#1 + #2)

    • AUD/USD 買い+EUR/USD 買い=どちらもドル売り、保有中の1分足リターン相関 0.628
    • 2ポジションだが賭けは1つ。逆指値はそれぞれ入っているが、同じ材料で同時に発動しうるため、想定最大損失は 5pips × 2Lot で見る必要がある
    • 8/3週の「同一通貨・同時ダブルエントリー」より見えにくい形の集中
  2. 逆指値の水準が記録に残らない

    • 今週は 4本とも逆指値が発動していないため、実際にどの水準へ置いたかを事後に検証できない
    • CSV に記録されるのは 約定した注文だけ。うまくいった週ほど、逆指値の置き方を振り返る材料が残らないという構造になっている
    • #4 は最大逆行 4.0 標準pip で、初期値 5pips までの余裕は 1.0pip。ここだけは際どかった
  3. トレール幅が局面のボラティリティに連動していない(#4)

    • 直前5分レンジ 88pip の相場で、トレール幅は約 31pip
    • 結果、下落途中の 33pip の戻しで刈られ、その3分後には +185pip になっていた
    • 逆指値の「幅 vs 水準」で学んだのと同じ問題が、トレールでも起きている
  4. 指標時間帯をまたぐ保有(#4)

    • エントリー時の衝突は避けられたが、保有中にまたぐパターンは対策できていない
    • 今回は方向が一致して勝ったが、逆なら 8/24週 #2・8/31週 #1 の再現

【今週できるようになったこと】

  1. 4本とも逆指値に触れずに利確した — 最大逆行は 3.0 / 2.1 / 0.8 / 4.0 標準pip。エントリー位置の精度が、含み損の浅さとして数字に出ている
  2. 指標事故が止まった — 2週連続で -114pip を失っていた原因。エントリー時点での衝突は0回
  3. トレールによる含み益の自動保全(#3・#4) — 前週「28分の猶予がありながら未実行」だった課題を、手動努力ではなく仕組みで解決した
  4. エントリー位置の質(#3) — 最大逆行 -8pip。EMA両方一致・レンジ収縮・高値ブレイクという条件が揃った形
  5. 保有時間の安定 — 9分14秒〜1時間27分。8/10週のような「10秒で刈られる」トレードは4週連続でゼロ
  6. ルールの検証と廃止 — n=1 で作ったルールを5例で検証し、エッジなしと判定して捨てられた

【来週へのルール】

  1. 同じ通貨を売買する複数ポジションを同時に持たない(今週の最優先) — AUD/USD 買いと EUR/USD 買いはどちらもドル売り(相関 0.628)。持つなら 合計で1Lot 相当に抑える。想定最大損失を 5pips × 2Lot で見ていないことが問題
  2. 直近高安が初期値 5pips の外にあるかを、エントリー前に確認する — 届く距離ならその外側へ広げる(すでにできている)。届かないほど遠いときの扱いを決めるのが次の課題(8/10週の4連敗はこのケースだった)
  3. トレール幅は直前5分レンジの 0.5倍以上を確保する — #4 は 88pip のレンジに対して 31pip。下落途中の通常の戻しで刈られた
  4. 指標時間帯は「またぐ保有」も避ける — エントリー時の確認だけでなく、保有中に発表を迎える場合は事前に決済する
  5. 「過去60分 ±20pip 以内は見送り」は廃止(5例で 3勝2敗 +3pip、エッジなし)
  6. EMA20・EMA200 の傾きと方向を一致させる — 今週 3/4。#3・#4 のように両方一致したときの最大逆行は -8pip・-40pip
  7. 1Lot 固定・1日5回上限・1日 -50pip で停止 — 今週すべて遵守

【今週の最大の教訓】

「初の全勝週。4本とも逆指値に触れておらず、勝因はエントリー位置の精度だった。」

2週連続で失っていた「指標事故」は止まり、含み益の保全はトレールで仕組み化できた。前進は本物だが、全勝という結果は、残っている穴を見えにくくする。来週いちばん確かめたいのは 勝率でも pip でもなく、最大逆行が今週と同じ水準に収まり続けるかどうか。

そしてもう一つ。n=1 で作った「過去60分 ±20pip」ルールを、5例集めて 3勝2敗 +3pip と測り、エッジなしと判定して廃止できた。ルールを増やすことより、効かないルールを捨てられることのほうが、長い目では効いてくるはずだ。